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つい先頃、The Rock And Roll Hall Of Fameロックの殿堂にBad Companyが入りました。そしてそれを見届けたのかギタリストMick Ralphsさんが先日旅立ちました。 Bad Companyは、再結成された2010年10月に福岡に来てくれ、私も大いにはりきって予習復習を十分にZepp Fukuokaに行きました。
隣りのドームではロッテとのクライマックスシリーズがあったのでまだまだ野球に気持ちがのめり込んでいた頃でしたのでそちらの経過もとても気になりつつ(残念ながらその日は負けで、クライマックスシリーズもホークスは敗退してしまいましたが)、ライブはとてもすばらしく生Bad Companyをこの目に見られてとてもよかったです。
ただ、確かRalphsさんはそのツァーは体調不良で別のギタリストの方が演奏されていたと記憶しています。そのときは圧倒的なロックアイコンであるPaul Rodgersの一挙手一投足を見逃すまい記憶に留めようと私はほぼPaulの立ち居振る舞いばかりを目と音で追い、とても素晴らしいパフォーマンスでしたが、あとになってしみじみ、Mick Ralphsさんがみられなかった少しばかりの残念さを感じるようになりました。 いえ、当日のギタリストの方はとても大柄な方でしたが、Paul Rodgersさんが体育会系のノリでグイグイパフォーマンスするのを横でとても陽気に楽しい雰囲気で盛り上げてくれていて、Shooting Starなどはウクレレとエレキギターを同時に抱えて交互に弾いてとても素晴らしい演奏でした。 それにしてもその日のRun with the Packは格好よかったです。後半のオーケストレーションまで完璧に演奏してくれるとは思いませんでした。私は今でも気分をあげようとか行こうか!というときはこの曲を聴くことがあります。叩きつけるようなノリの良いピアノのイントロはいつ聴いても最高です。
私の愛聴盤は今でも3枚目のRun with the Pack、Paul Rodgersが唱法を変えたと当時話題になった4枚目のBurin’ Sky、そしてHipgnosisのジャケットアートがとてもおしゃれな5枚目のDesolation Angelの3枚です。殿堂入りのニュースを見てからは、久しぶりにしばらく3枚目のRun with the Packを通して数回聴き直しました。
数年前に、Michael JacksonさんのあのBadの訳を「サイコー」「格好よい」と訳すのはおかしいのかの論争がありました。 Bad Companyを私の愛用の辞書Longmanで引くと「悪友」「不良仲間」とシンプルにでてきます。実際そういう意味でしょうね。Paul Rodgersさんがお気に入りのカントリーソングからとったものともいわれています。で、更に「悪友」を広辞苑でひくと「親しみを込めて反語的に親友や遊び仲間」とも出ています。多分Mick RalphsさんPaul RodgersさんSimon KirkeさんBoz Burrellさんの関係もここでしょうね。素敵ですね。
“There are many memories of Mick that will create laughter. I will see you in heaven.” love Paul