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稀代の世界的2枚目俳優Alain Delonさんが8月に旅立たれました。中学生の頃、毎月購入したり友達と回し読みをしながら楽しみに見ていた「ロードショー」と「スクリーン」の人気投票では確かいつもAlain DelonさんとBruce Leeさんが1位を争っていた記憶があります。私たち中学生の男の子達の間ではどちらかといえばBruce Leeさんの方が人気でした。「燃えよドラゴン」など格好よかったですもんね。その当時一番仲良く学校の行き帰りで一緒だった友達もBruce Leeさんの大ファンでしたが、私はBruce Leeさんも好きでしたがどちらかといえばAlain Delonさんのファンでした。
でも、塾や模試の帰りにいつもよく映画を観て帰っていたのですが、よくよく想い出しても実際に上映中の映画でAlain Delonさんの作品を観たのは「ボルサリーノ2」だけだったような。
「ボルサリーノ2」は撃ち合いや殺し合いシーンが多く、音数も少なく静かなモノトーンな映画だったような気もします。確か、いきなり前作で死んだJean-Paul Belmondoさんの墓のシーンで始まったような。。。 映画館で観て以降ビデオでは見直していませんので記憶は定かではありません。そのJean-Paul Belmondoさんも数年前先に旅立たれましたが素敵な俳優さんでした。個人的にはJean-Paul Belmondoさんは勝手に日本の名優宍戸 錠さんとイメージが重なっていました。
私にとってのAlain Delonさんはやはりなんと言ってもテレビで放映された「太陽がいっぱい」です。観たのは確か中学生の頃でした。ヨットで舵を取るシーンや、アリバイ工作のためにスクリーンをみながら筆跡をなぞって練習するシーンなど、鳥肌が立つくらい格好良くしびれました。画面に食い入るように観たことを覚えています。そしてラストのどんでん返しでのシーンでの彼の表情もなにか切なくてたまりませんでした。もうこの約100分で十分で、以降あえてこの映画は見直していません。最初の感動のままでいたいので。 でも、今でも映画の中のあの海の青さと、時折髪に手をやり上目遣いに見つめるAlain Delonさんはいつでも思い出せます。
テレビで放映された映画で想い出深いのはこの「太陽がいっぱい」とそれからAudrey Hepburnさんの「ローマの休日」そして「大脱走」「眼下の敵」などでしょうか。
数年前、そのAudrey Hepburnさんの葬儀の場でAlain Delonさんが出席しニュースで全世界的に話題になりました。
このポスターは数年前TSUTAYAの中古コーナーで偶然見つけてゲットしたもので、仕事場の部屋に飾っていて私のお宝の一つです。それにしても「太陽がいっぱい」は私が生まれる前でしたし「地下室のメロディー」もまだハイハイくらいの年齢だったので流石に映画館で観るのは無理でしたが、二大スター共演の「ボルサリーノ」は是非リアルで映画館で観たかったものです。
Alain Delonさん、素敵でおしゃれな想い出をありがとうございました。