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先日からとある事情で今までのLPやCDやDVDそしてレーザーディスクなどを(泣く泣く)整理していたら、奥の方から数年は聴いていなかったBarry Manilowさんのベスト盤がでてきました。懐かしさのあまり進めていた整理作業をサッサと中断、久しぶりにManilowさんの歌声に浸った幸せなひとときを過ごしました。
私が高校生の頃の1970年後半といえば”Can’t Smile Without You”や”Copacabana”などManilowさんの曲はラジオから本当に良く流れていましたよね。
で、きっと多くの方々もそうでしょうが私にとってはManilowさんといえばやはり”I Write the Songs”です。あるラジオの番組だったと思いますが、オリジナルがあって原作はあのThe Beach BoysのメンバーのBruce Johnstonさんであることを紹介しオリジナルを流してくれました。慌ててラジカセの録音ボタンを押し何回もくり返して聴いた思い出があります。Johnstonさんの”I Write the Songs”はすごく静謐な雰囲気で、また彼の訥々とした静かな歌声もあいまり、Manilowさんの”I Write the Songs”とは全く異なる趣がありとても好きでした。
The Beach Boysに関しての恥ずかしながらこの曲が2度目の体験でした。
なぜかThe Beach Boysはずっとスルーしていたのですが、あるときラジオでTodd RundgrenさんがカバーしたGood Vibrationsが突然流れたとき「ナニコレ!?無茶苦茶格好よい!」ってビックリ。もちろんテープに落として聴きまくり、これが私が初めて体験したThe Beach Boysでした。でもその後も、大人気だったテレビドラマ「ビーチボーイズ」でも結局The Beach Boysの沼にはまらなかった私があっさりはまったのは、娘と観た映画「陽だまりの彼女」でした。
映画の中での”Wouldn’t It Be Nice”があまりにもピッタリでしたし、それに娘からあとで「お父さんThe Beach Boysって知ってるの?教えてくれない?」っていわれたときに備えてしっかりおさえようと思ったのでしょうね。でも結局そういう状況はその後ありませんでしたが(涙)、おかげで”Surf’s Up”と当然ですが” Pet Sounds”は今でも愛聴盤です。曲の想い出は人それぞれではあるでしょうが、私は”Wouldn’t It Be Nice”を聴くといつもあのときの映画館で娘と観た映画の場面場面を想い出します。
Brian Wilsonさん、素敵な曲の数々ありがとうございました。