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先日ふと寄ったコンビニの雑誌の棚に「オオッ」と目を見張るタイトルがありました。なんと「緊急スクープ!!新型セリカ」。親父心をくすぶるタイトルではありませんか。以前から楽しく読ませてもらっている車情報誌ですが、今回もさっそく購入しました。 セリカはなんといっても私が最初にそして長く乗った若き日の相棒でした。3代目と5代目にあわせて10数年無事故で乗り、スポーティ車から離れた今もセリカの名前にはとても愛着がわきます。

私の車遍歴は中古車も含めて全て国産車。どれもこれも長く乗ってお世話になりました。

無事に大学に入り勉強や部活の合間を縫ってなんとか免許を取って、最初だけは、しぶしぶの親父を口説き落として親に車を買ってもらいました。小中学生の頃から車のデザインにはとても興味があり、ロータスヨーロッパなどはミニカーでも持っていてビックリするほどカッコ良かったですし、国産車ではやはりスカイラインの硬派な佇まいと、初代セリカのスリムでおしゃれな雰囲気にとても憧れていました。父は以前初代パブリカと初代カローラと乗り継いでいたこともあり自然とトヨタでお世話になりました。セリカもその頃には独特な曲線美を持つ初代ではなく、直線的なスタイルで、かつあの独特なポップアップ式ヘッドランプがユニークな3代目に変わっていました。父の「ブレーキがしっかりしていればスピードとか出ないでよか。」ということでしぶしぶ購入してくれたグレードはかろうじて5速マニュアルのシングルカムエンジン車でしたが、とても仲良く学生時代は部活の往復と遠征に、仕事は始めてからは長距離のバイト出勤などに無事故で9-10年は乗り回せました。 セリカはその後ペキペキスタイルから流面形を唄う流麗なスタイルとFRからFF駆動の4代目に変わり、ディーラーの方からも新型へのお誘いもいただいていたのですが、3代目はしっかり動いてくれていていたしスタイルもとても気に入っていたし、なんと言ってもまだまだ薄給でしたので愛着を持って乗り続けていました。しかし、10年近くになってきて、突然エンジントラブルが2度ほどあったこともあり、その都度お店ではしっかり直していただいたき、良き相棒でもっともっとずっとともに走っていたいと思っていたのですが、そろそろ潮時と泣く泣くお店に引き取ってもらい、なんとか頑張ってローンを組んで5代目セリカを購入しました。5代目セリカはあの当時車評論の第一人者であった故徳大寺有恒さんが確か「量産車ではあり得ないような見事な局面処理」とお褒めいただいた見事なもので、今想い出しても惚れ惚れとしたスタイルでした。3代目はどちらかというとキューンとカッ飛んで行く雰囲気でしたが(これはスターレットの売り文句でしたね、もちろん安全運転第一です)、5代目は居ずまいはややおとなしめで、本気を出せば頑張るけど余裕を見せて直線をスーッと滑る雰囲気でした。その後セリカとは離れてしまいましたが、10数年お世話になったブランドだけに7代目で絶版になったときは少々残念な気持ちでした。その後は年齢も上がったこと、プライベートや仕事の状況も変わったことなどで、スポーティ車からは離れて現在に至りますがそれでも、ゆっくりとした年齢になったので、もしかしたら小振りなスポーティ車をゆっくりと走るのも良いかなあとも夢見ている昨今です。でもその前に自動運転と電気自動車とかになりそうな雰囲気ですし、そもそも気づくとそろそろ車の運転そのものを自重する頃合いを見る年頃となりました。楽しい気持ちでハンドルをもつのもあと数年ですね。

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